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腕時計とぼくの生活

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2011年 04月 15日

ピンク色になっちゃった?

今日の姫路市は生憎の雨模様です。

昨日庭に植え替えた、紫陽花ですがなんだかパワーアップした模様です??

なんと花びらがほんのりピンク色になりました。

おお、これが噂に聞く土壌の性質による色の移ろいかと、ちょっと感激です。

植え替えた直後。
ピンク色になっちゃった?_a0126285_1315484.jpg


そして、今日。
ピンク色になっちゃった?_a0126285_13162182.jpg


ね、ほんのり ピンクでしょ?

まさにそれは今の季節、道端で見かけるアジサイ。
赤・青・紫・ピンク・・・というようにほんとに色がさまざまです。
今日は、このアジサイの“色”について迫ってみましょう!

■色素の正体―-“アントシアニン”
花の色を決めるいるのはいったい何なのでしょうか?
それは、花の中にある色のもと“色素”です。

花の色を生む色素にはいろいろな種類がありますが、その中でも多くの花が持つ
代表的なものがあります。
それが、“アントシアニン”。
アジサイもこの色素を持っています。
アントシアニンには6種類のタイプがあり、構造(形)がわずかに違うだけで、
オレンジ・赤・紫・青といった多彩な色を出します。
それでは、アジサイの色の違いはアントシアニンのタイプの違いなのでしょうか?
実は、どんな色をしたアジサイも、ある1つのアントシアニンしか持っていません。
それは、ツユクサなど主に“青色の花”に含まれているタイプのものです。

1種類のアントシアニンしか持たないアジサイ。青いアジサイもあるけれど、赤や
ピンク、紫のアジサイはいったいどのようにしてその色を出しているのでしょうか?

■色の違いを引き起こす要素
今から約5年前、日本の研究グループが
アジサイの色の違いの鍵を握るある2つの要素を見つけました。

それが、“助色素”と“アルミニウムイオン”。

どちらも、アジサイの花びらに見える部分
(正式には“萼片 ガクヘン”と呼ばれる部分。
本来の花は小さく目立たないけれど萼の
中心部にあります。)
に含まれ、これらがアントシアニンと一緒になると
アントシアニンの色が変化します。

1つ目の要素である“助色素”。
花の成長過程で合成され、自身は無色の物質です。
アジサイの助色素には3種類見つかっており、花を咲かせる過程で合成される
割合が変わります。
どの助色素をどれくらい合成するのかは、アジサイのDNAに設計図として書か
れていて遺伝的に決まってきます。
こうして合成された助色素は、アントシアニンの構造の変化を引き起こすことで、
萼片の色の違いを生み出すのです。

2つ目の要素、“アルミニウムイオン”。
これはアジサイ自身が作り出すものではありません。
土にあるアルミニウムが水に溶けてイオンとなり根から茎を通ってそれぞれの
萼片に到着します。
そして、助色素と同じようにアントシアニンと複合体をつくるのです。
どのくらいのアルミニウムイオンが根から吸収されるかは土壌の酸性度に
よっても決まります。
アルミニウムは、土壌の酸性度が強いほど、水に溶けやすいという性質を持つ
ためです。
       「植える場所を変えたら、アジサイの色が変わる」
そんな現象が昔から報告されていていましたがその理由は土壌のアルミニウム
の存在や酸性度にあったのです。

このように、環境に左右される要素も複雑に関わりあうことで
アジサイの“色の違い”が生まれているのです。


↑上記は引用です。

ピンク色になっちゃった?_a0126285_13205766.jpg


by pink-elephant-syn | 2011-04-15 13:22 | 日々の出来事 | Comments(0)
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